肌のお悩み

乾燥肌に効く薬!かゆみや湿疹も改善

乾燥肌で真剣に悩んでいるなら、薬を使って保湿しましょう。保湿ができるクリームやローションはたくさんありますが、やはり医薬品がより高い効果を持ちます。化粧品では乾燥肌が改善しないなら、市販薬で対処してみましょう。市販薬でも乾燥が治まらないなら、病院へ行って処方薬をもらってください。

また、かゆみがひどい場合は保湿とかゆみ止め、両方の効果がある医薬品がおすすめです。子供でも安心して使える保湿薬も紹介していきます。

乾燥肌に効く市販薬と処方薬を紹介

乾燥肌は、薬によって治療できます。乾燥肌に効く薬は、ドラッグストアなどに市販されています。また、皮膚科で処方も受けられるので、肌の乾燥がひどいなら病院へ行きましょう。

市販薬のおすすめは「メンタームクリームU20」

乾燥肌に効く市販薬のおすすめは、近江兄弟社の「メンタームクリームU20」です。

このクリームには尿素が配合されており、肌の保湿機能を高めてくれます。肌の角質層に水分を溜めてくれるので、乾燥で硬くなってしまった部分が柔らかくなります

また、ビタミンE誘導体が配合されており、血行が促進されて新陳代謝の能力も高まるのです。この効果により、黒ずんでしまったヒザやヒジも綺麗になります。

処方薬なら「ヒルドイド」が人気

乾燥肌への効果が高い処方薬は「ヒルドイド」です。

ヒルドイドには、クリームやローション、軟膏といった形状があります。ヒルドイドの有効成分であるヘパリン類似物質には、保湿・血行促進と2つの作用があります。これらの作用により、乾燥肌に高い効果を発揮するのです。保湿はもちろんのこと、血行を促進することで肌のターンオーバーを促します。

ヘパリン類似物質は肌の奥まで浸透するため、ほかの成分よりも高い効果が期待できるのです。このようにヒルドイドは、乾燥で荒れてしまった肌を美しくしてくれます。同じような効果を持つ市販薬も数多くありますが、処方薬はより信頼度が高いといえるでしょう。

乾燥による湿疹やかゆみに効く薬

肌の乾燥が悪化し、かゆくなったり湿疹ができたりすると、もはや見た目だけの問題ではありません。そこでかきむしってしまうと、バリア機能が弱まった乾燥肌は、すぐに傷ついてしまいます。肌に傷ができることで、さらにかゆみが強まるという悪循環に陥ってしまうのです。

保湿とかゆみ止め、両方の効果が期待できる市販薬と処方薬を紹介します。

市販薬で保湿しながらかゆみを止める

かゆみに効果がある薬は、ロート製薬の「メンソレータムADクリームm」です。

この薬にはクロタミトンやリドカイン、ジフェンヒドラミンといった、かゆみを止める成分が配合されています。しつこいかゆみにも効果的なので、単に保湿してもダメなときは、メンソレータムADクリームmを使ってみるとよいでしょう。

低刺激でかゆみも抑えられる「アズノール軟膏」

乾燥肌のかゆみを抑える処方薬では、「アズノール軟膏」が挙げられます。

アズノール軟膏の有効成分は、植物由来のジメチルイソプロピルアズレンです。効果は穏やかであるものの、刺激が弱いため、多くの人が使いやすい薬です。

アズノール軟膏には、湿疹や皮膚炎を抑える効果があります。また、抗アレルギー作用もあり、かゆみ止めに特化した処方薬なのです。アズノール軟膏は低刺激なので、長い期間でも安心して使い続けられます。

子供でも安心の保湿薬

子供は大人よりも肌が敏感なので、刺激が少ないタイプの薬を使うようにしましょう。市販薬では、子供向けと表記されている商品を使ってください。また、医師に相談してから保湿薬の処方を受ければ、より安心です。

上で紹介した「メンソレータムAD」シリーズには、子供専用の「こどもソフト」という商品があります。

これは、肌に優しい弱酸性の乳液です。また、無香料・無着色で、子供の敏感な肌にも安心して使えます。さらに、かゆみ止め成分も含まれているため、肌をかきむしってしまう子供にもぴったりです。

ヒルドイドやアズノール軟膏は子供でも使える!

処方薬では、上述したヒルドイドやアズノール軟膏が子供にも使えます。どちらも赤ちゃんから使える成分なので、刺激が強すぎるということはありません。

処方薬なら保湿力が高いうえ、医師からの指導を受けられます。子供に薬を使うときは心配になりがちですが、医師に相談してから薬を処方してもらえば安心です。用量と用法をしっかりと確認し、子供に保湿薬を塗ってあげましょう。

まとめ

乾燥肌に効く薬として、市販薬ならメンタームクリームやメンソレータムADシリーズがおすすめです。処方薬では、ヒルドイドが多くの人から支持されています。かゆみが強い場合、処方薬のアズノール軟膏なら、低刺激で湿疹や皮膚炎を抑えてくれます。

ヒルドイドやアズノール軟膏は、子供でも使える保湿剤です赤ちゃんから使えるため、医師に相談して処方してもらいましょう。

化粧品を使っても乾燥肌が治らないなら、薬でしっかりと保湿してください。