ヒルドイド

ヒルドイドの赤みやかぶれへの効果・よだれかぶれにも使える

ヒルドイドは、肌の赤みやかぶれのケアに適した塗り薬です。肌の状態によってヒルドイドの種類を使い分けましょう。また、ヒルドイドは赤ちゃんのよだれかぶれにも処方されます。顔やおしりといった皮膚の薄い部分にも使えますが、粘膜には付着しないよう注意してください。

このページでは、ヒルドイドが持つ肌の赤みを抑える効果について解説します。また、赤ちゃんのよだれかぶれケアについても紹介。最後に、ヒルドイドを顔やおしりに塗る際の注意点を見ていきましょう。

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ヒルドイドは肌の赤みを抑える

ヒルドイドは、肌の赤みに効果を発揮すると考えられます。肌に赤みが出てしまう理由は、肌が薄くなったり、炎症を起こしたりしているからです。

ヒルドイドの保湿作用は、これらの症状を和らげるように働きかけます。また、ヒルドイドゲルは肌の炎症を抑えてくれます。

ヒルドイドで保湿すると皮膚が厚くなる

ヒルドイドによって保湿すれば、皮膚の厚みを取り戻せるため、赤みが治まると考えられます。保湿効果を持つのは、ヒルドイドクリームやソフト軟膏、ローションです。

皮膚が赤みを帯びる原因のひとつに、表皮が薄くなっていることが挙げられます。皮膚へのダメージや加齢により、皮膚が弱くなってしまうのです。これを解消するためには、角質層を強化し、うるおいを補給しなければなりません。

ヒルドイドは、ほかの保湿剤よりも角質の水分量を増やし、肌の乾燥を改善する効果に優れています。この優れた保湿効果によって角質層を強化し、薄くなった皮膚を正常に戻すと考えられます。

炎症で赤みが出ているならヒルドイドゲル

ほかのヒルドイドシリーズと違い、ヒルドイドゲルには抗炎症作用があります。そのため、皮膚で炎症が起こっているならゲルがおすすめです。

ヒルドイドゲルは、紫外線による赤みに効果があります。紫外線による赤みは、毛細血管が炎症を起こしているために起こります。敏感肌で顔などが赤らんでいる場合も、紫外線を受けたときと同じように、毛細血管が炎症を起こしているのです。ヒルドイドゲルは毛細血管の炎症に効果を示すため、皮膚の赤みも抑えられると考えられます。

ヒルドイドは赤ちゃんのよだれかぶれをケアできる

赤ちゃんのよだれかぶれは放っておくと悪化するので、早急に対処しなければなりません。ヒルドイドは、よだれかぶれのケアにも適している医薬品です。ヒルドイドは赤ちゃんにも使用できるので、安心して塗ってあげてください。

早急に対処したいよだれかぶれ

赤ちゃんのよだれかぶれを放っておくと、広範囲にわたってかぶれてしまうので、早急に対処するのがポイントです。

赤ちゃんは生後3カ月から4カ月くらいになると、よだれの量が増えます。本来なら、よだれは人の体内から分泌されるものなので害はありません。しかし、よだれでベタベタの状態を放置しておくと刺激になり、かぶれの原因となってしまいます。よだれかぶれが悪化すると、耳や胸の周りまでかぶれてくるのです。

ヒルドイドはよだれかぶれのケアに最適

ヒルドイドは、赤ちゃんのよだれかぶれのケアに適した塗り薬です。

赤ちゃんがよだれかぶれを起こしやすい理由は、大人と比べて皮脂の量が少ないからです。皮脂は膜となって肌を守ってくれますが、量が少ないと水分が蒸発しやすく、刺激を受けやすくなります。皮脂の量が少ないということは、それだけ肌の防御力が低い状態だと言えるのです。

赤ちゃんの肌を刺激から守るためには、足りない皮脂を補うための保湿剤が必要となります。そこで、高い保湿効果を持つヒルドイドが役立つのです。

ヒルドイドは赤ちゃんにも使用可能

ヒルドイドに年齢制限はなく、赤ちゃんにも使用できま。開発元のマルホ株式会社でも、小児向けの使用ガイドが公開されています。

「赤ちゃんに薬なんて不安」と思う人もいるかもしれませんが、心配はいりません。ヒルドイドは20年以上も使われ続けており、信頼できる塗り薬です。

ヒルドイドは顔やおしりのかぶれにも使える

ヒルドイドは、顔やおしりなど、皮膚の薄い部位にも使えます。ただし、粘膜に塗布してはいけません。ヒルドイドを塗る際は、目などに入ってしまわないよう注意が必要です。

皮膚が薄い部位こそヒルドイドでケア

皮膚が薄くかぶれやすい部位は、ヒルドイドで保護しましょう。かぶれが特に起こりやすい部位は、顔やおしりなどです。

顔は皮膚が薄い上、メイクやクレンジングなどで日常的に負担がかかっているため、よくかぶれが起こります。おしりは、赤ちゃんならおむつ、大人は下着の締め付けでかぶれることが多々あります。加えて、おしりと近い腰に湿布を貼ると刺激が起こりやすく、かぶれが起こってしまう場合があります。

ヒルドイドは刺激が少ないので、顔やおしりのかぶれケアに使えるのです。

顔やおしりに塗るときは粘膜につかないよう注意

ヒルドイドは、皮膚が薄い顔やおしりには塗れますが、粘膜に塗ってはいけません

手足などと違って、顔やおしりは粘膜に近い部位です。特に、まぶたや頬などにヒルドイドを塗る場合は、目の中に入らないよう注意しましょう。もし目に入ってしまった場合は、直ちに流水で目を洗浄してください。それでも異常が見られるなら、すみやかに医療機関を受診し、医師に相談しましょう。

まとめ

ヒルドイドには、肌の赤みを抑える効果が期待できます。保湿効果を持つヒルドイドは、肌の水分量を増やし、バリア機能を高めてくれます。また、炎症によって肌が赤らんでいる場合は、ヒルドイドゲルを使ってみるとよいでしょう。

ヒルドイドは、赤ちゃんのよだれかぶれをケアする際にも役立ちます。ヒルドイドは子どもにも問題なく使えるので、かぶれが悪化する前に塗ってあげてください。顔やおしりといった皮膚の薄い部位にも使えますが、粘膜にはつかないよう注意しましょう。